抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近の実験及び理論研究はゲルマニウム(Ge)中のドーパントが格子空格子点(V)とクラスタ化することを明らかにした。これらの大きなクラスタの存在が最近予測され,それらはGe中のドーパントの低活性に寄与し得るので重要である。電子構造計算を用いて,ドーパント原子と空格子点の会合により形成されるクラスタの結合エネルギーを調べた。このようなクラスタの動力学の一例として,拡散の環状機構による二個の燐-空格子点(P
2V)クラスタの拡散を予測した。これらのP
2Vクラスタはより大きなP
3VやP
4Vのクラスタ形成前駆体として作用するので重要である。本研究はクラスタ構造に関する最近の実験結果と一致する情報を提供し,高ドープGe中のクラスタ形成が可能なことを示した。実験同様に,さらにP原子を添加することでPV対の拡散が遅れると予測した。(翻訳著者抄録)