抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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企業の平均燃費に関する米国政府のCAFE標準の発表以来,自動車エンジンの燃費向上に向けて,各社で小さな改善の努力の積み重ねが行われている。まず,アルミニウムの使用率の向上などによる車体軽量化により,要求された燃費削減の25%を達成可能の見通しがある。トランスミッションは,オートマチック車よりはマニュアルシフト車のほうが燃費が良いが,Ford社ではDTC(2重クラッチ手動トランスミッション)技術が実現し,200ms以下の高速ギアシフトが可能になり,燃費が9%向上した。その他に,車体流体抵抗の低減,タイヤのカーボン成分をシリカに代えることによる走行抵抗低減の導入などが検討されている。本稿はこれらの動向について紹介する。