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J-GLOBAL ID:201002221274144717   整理番号:10A0334790

フラーレン誘導体を用いた炭素材料表面の改質とSAICAS法による炭素/樹脂界面付着力評価

Surface Modification of Carbon Materials by Fullerence Derivatives and Evaluation for Adhesion Strength of Carbon/Matrix Interface Using SAICAS
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  ページ: 3-8  発行年: 2010年03月20日 
JST資料番号: Y0061A  ISSN: 0286-6013  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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複合材料内部における界面の役割は,その材料強度だけでなく耐久性にも重要な影響を与える。本文では,フラーレン誘導体を用いた炭素材料表面の改質とSAICAS法による炭素/樹脂界面付着力評価を検討した。まず,実験に供した試料を説明した。ついで,表面エネルギーに関して,測定と成分解析を行なった。つづいて,界面付着力評価を行なった。ここでは,SAICAS法の原理,試験片の作製,測定条件を説明して,付着力を測定した。本研究の結果,提案した方法によって,比較的簡便に炭素材料表面の物理化学的性質を改善できることがわかった。また,フラーレン誘導体の被覆による炭素材料の表面改質は,炭素材料エポキシ樹脂積層試験片の界面剥離強度向上に有効であることが確認された。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の力学的性質  ,  性質・試験一般  ,  ゴム・プラスチック材料 
引用文献 (8件):
  • 1)辻岡規夫,前川善一郎,濱田泰以,北條正樹,材料,46,(1997),163.
  • 2)Tajima, Y., Matsuura, T., Numata, Y., Kawamura, H. and Osedo, H., Jpn. J. App. Phys.,47,(2008),5730.
  • 3)木村宗太,小柳潤,山本大輔,川田宏之,実験力学,6,(2006),30.
  • 4)西山逸雄,木嶋芳雄,黒木健,材料システム, 10,(1991),81.
  • 5)Shigemitsu, Y., Kaneko, M., Tajima, Y. and Takeuchi, K., Chem. Lett.33,(2004),1604.
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