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J-GLOBAL ID:201002221327163603   整理番号:10A1095310

オイルサンドビチューメンの品質向上に対する超臨界水の影響

Effect of supercritical water on upgrading reaction of oil sand bitumen
著者 (5件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 223-231  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: W1591A  ISSN: 0896-8446  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オイルサンドビチューメンの品質向上のための反応媒質として超臨界水(SCW)のメリットをガス状生成物,中間蒸留物,蒸留残さおよびコークスを含む生成物の広範な分析で調べた。水蒸気アシスト排出法で採掘されたカナダのオイルサンドビチューメンを3種類の反応媒質:SCW,高圧窒素および超臨界トルエンを用い120minまで420~450°C,20~30MPaにおいてオートクレーブで処理した。非常に少量の水が品質向上反応に関与することをガス状生成物の収率は示した。中間蒸留フラクションの分析結果は450°Cにおいて水と窒素を用いた場合にほとんど同じであった。窒素で調製されたものに比べてSCWで調製された蒸留残さは小さな分子量分布,小さなH/C原子比,大きな芳香族性,その結果,大きな縮合構造を有した。SCWを用いて調製されたコークスは小さなH/C値と大きな芳香族性を有した。分析結果から判断してSCW反応によるビチューメンの品質向上は基本的に物理的性質であると考えられる。その結果,SCWによって重質フラクションを大きく分散させることは可能である。SCWの分散効果は重質成分の分子内脱水素と再結合反応につながり,その結果,最高の転化率を与えた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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採収法  ,  分離,回収 
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