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J-GLOBAL ID：201002221370127190   整理番号：10A0720160

細胞膜屈曲生成におけるエンドフィリンの両親媒性ヘリックスとBin/アンフィフィシン/Rvs(BAR)ドメインの役割

Roles of Amphipathic Helices and the Bin/Amphiphysin/Rvs (BAR) Domain of Endophilin in Membrane Curvature Generation

著者 (7件)： JAO Christine C. (Univ. Southern California, California) ,  HEGDE Balachandra G. (Univ. Southern California, California) ,  GALLOP Jennifer L. (Medical Res. Council Lab. Molecular Biology, Cambridge, GBR) ,  HEGDE Prabhavati B. (Univ. Southern California, California) ,  MCMAHON Harvey T. (Medical Res. Council Lab. Molecular Biology, Cambridge, GBR) ,  HAWORTH Ian S. (Univ. Southern California School of Pharmacy, California) ,  LANGEN Ralf (Univ. Southern California, California)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 26  ページ： 20164-20170  発行年： 2010年06月25日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞膜の屈曲を促進することでベシクル形成を誘導するラットエンドフィリンA1について,その機能をもたらす構造基盤を調べた。部位特異的なスピン標識とEPR分光法による解析から,エンドフィリンA1二量体が膜と相互作用する間,結晶構造解析から決定されたBARドメインの全体構造は保持されていることがわかった。また,BARドメインの凹面は,細胞膜のアシル鎖内部に進入していないことも明らかとなった。アミノ酸残基63~75の中央挿入領域が両親媒性のαヘリックス構造をとり,この領域が細胞膜と直接相互作用していた。これらの知見に基づいて,脂質ベシクルとエンドフィリン二量体の相互作用について,その構造モデルを提唱した。

シソーラス用語： ラット ,  *タンパク質 ,  ヘリックス構造 ,  脂質二分子膜 ,  ベシクル ,  分子モデル ,  分子間相互作用 ,  スピン標識 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  高次構造 ,  二量体 ,  作用機序
準シソーラス用語： αヘリックス ,  *エンドフィリン ,  *エンドフィリンA1

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (9件)： 細胞膜 ,  屈曲 ,  エンドフィリン ,  両親媒性 ,  ヘリックス ,  アンフィフィシン ,  RVS ,  ドメイン ,  役割