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J-GLOBAL ID:201002221439726511   整理番号:10A0537014

ラットでの神経膠腫に対する共役リノール酸-パクリタキセルの治療効果

The therapeutic efficacy of conjugated linoleic acid - Paclitaxel on glioma in the rat
著者 (11件):
資料名:
巻: 31  号: 22  ページ: 5855-5864  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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共役リノール酸(CLA)の脳腫瘍における抗腫瘍効果と抗血管新生効果,タキサンとの相乗的抗腫瘍活性,そして血液-脳関門(BBB)を介した化学療法剤の輸送の潜在的活性を考慮し,本研究の目的は脳組織に到達できる,脳腫瘍を標的化可能なCLA-パクリタキセル(CLA-PTX)抱合体を合成することである。CLAをPTXに共有結合性に結合させた。抱合体はPBSおよびラット血漿中でin vitroで安定であり,溶液中で微小管集合活性は無く,G<sub>2</sub>-M期での細胞周期進行の停止の効果はわずかだった。抱合体のin vitro細胞毒性はPTXより低かった(p<0.05)。抱合体はC6神経膠腫細胞に対してより高い細胞取込み効率を示した。全体的な薬物動態指標で,PTXと比較して抱合体薬物動態の有意な増強が明らかとなった(p<0.01)。PTXとは異なり抱合体は,脳組織に分布し,360時間にわたり高濃度で保持された。抱合体投与後の脳腫瘍保持ラットでの抗腫瘍効果はタキソールの投与後よりも有意に高かった(p<0.01)。結論として,このCLA-PTX抱合体はPTXの新規プロドラッグとなる大きな可能性を示し,方法論は他の抗癌剤に応用可能である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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医用素材  ,  生物薬剤学(基礎) 
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