抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ALMAの受信機開発を通して,1THzにおよぶ受信機の高周波化と量子極限に迫る低雑音化を可能にする高品質SIS接合素子が製作できるようになってきている。そして,現在,この技術をもとに,ALMA望遠鏡搭載に向けて,300台規模の高性能受信機の製造を開始している。このような大規模の数の受信機の製造は,国立天文台にとって初めての経験であり,新たな技術的な挑戦として取り組んでいる。今後は,NbTiN薄膜や高電流密度Nb/AlN/Nb SIS接合の開発等のSIS受信機をさらに低雑音化,高周波化する研究開発に加えて,300台規模の均質なSISミキサの製造とその品質を保証する技術の確立等の課題にも取り組んでいく予定である。(著者抄録)