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J-GLOBAL ID：201002221482915859   整理番号：10A0886833

阪神淡路大震災から15年を経て~わかったこと,わからなかったこと~斜面災害編

Lesson of the great Hanshin earthquake-the impact on landslides research-

著者 (1件)： 釜井俊孝 (京大 防災研 斜面災害研究セ)
資料名： 自然災害科学  (Journal of Japan Society for Natural Disaster Science)
巻： 29  号： 1  ページ： 3-15  発行年： 2010年05月31日 
JST資料番号： L0381A  ISSN： 0286-6021  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 阪神淡路大震災は,関東大震災同様,それ以前と以後で社会を異なったものにしたものがある。斜面災害の分野では,自然斜面における災害に加え,大都市特有の問題を内包した災害がよりはっきりと顕在化したという点で,特筆すべき地震災害であった。阪神大震災における斜面災害は,A)高速な流れを伴った地すべり(0.9%),B)宅造地の人工谷埋め・盛り土の地すべり(53.3%),C)沖積層の液状化による緩斜面堆積物の地すべり(10.7%),D)急斜面の崩壊(35.0%),の4種類に分類できる。この分類を基に,地域的なまとまりという視点から,発生した斜面災害を分析する。特に,谷埋め盛り土の地すべりについて,発生率や発生メカニズムについても考察する。

シソーラス用語： *震災 ,  大地震 ,  災害調査 ,  斜面安定 ,  *地滑り ,  土石流 ,  宅地造成 ,  *盛土 ,  液状化 ,  傾斜地 ,  都市域 ,  *実態調査 ,  花崗岩 ,  山岳地 ,  埋積谷 ,  震度 ,  地震波速度 ,  N値 ,  地震応答 ,  間隙水圧 ,  幅 ,  厚み ,  傾斜角 ,  滑り面 ,  力学モデル ,  災害対策
準シソーラス用語： 防災対策 ,  *阪神・淡路大震災

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  斜面安定,掘削変形  (RA03070L)

タイトルに関連する用語 (2件)： 阪神淡路大震災 ,  斜面災害