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J-GLOBAL ID:201002221492063761   整理番号:10A1379730

細菌蛋白質を用いた方法はListeria monocytogenesの病原性について良くキャラクタリゼーションできる 予備的結果

A secretome-based methodology may provide a better characterization of the virulence of Listeria monocytogenes: Preliminary results
著者 (12件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 457-463  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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異なる病原性レベルを有する4種のListeria monocytogenes株について調べた。二種の株は常に病原性である(3077株)および低病原性である(3993株)と評価され,他の二種の株(3006株と3049株)は,評価試験の関係では一致しない結果が得られた。すなわち両者はin vitro分析では低病原性と評価され,in vivo条件下で分析を行うと,病原性と評価された。選択した株の病原性可能性を明らかにするために,L.monocytogenes培養液を病原性因子を発現しやすい条件(最小培地で37°C)下でインキュベートした後,プロテオミック法を用いた。液体培養液中に存在する細菌蛋白質は,後期指数相培養液から沈殿させ,SDS-PAGEにより分画し,MALDI-TOF-MSにより同定した。別々に発現する3つの病原性因子が検出された。すなわちp60,リステリオリシンO(LLO)およびインターナリンC(InlC)である。セクレトームプロファイルに基づいた4種のL.monocytogenes株のクラスタ分析により,これらを二つのグループに分類することができた。すなわち3077株と3049株を含む病原性グループと3993株と3006株を含む低病原性株である。本研究の結果から,あるL.monocytogenes株の病原性可能性は,細菌を病原性因子の発現しやすい条件下で成長させた場合には,セクレトームにあるリステリオリシンO(LLO)とインターナリンC(InlC)の両方のレベルから予測できることがわかった。大株アレイの分析によりこの提示法のバリデーションをすると,この方法はL.monocytogenes株の病原性をキャラクタライズするための高精度で高速法の開発への大きな可能性を示すことがわかった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機物質の物理分析一般  ,  微生物の生化学 
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