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J-GLOBAL ID：201002221541985823   整理番号：10A0253591

酸化ニッケル/Ti6Al4V・合せ表面上における総体的滑りフレッチング摩耗のメカニズム

The mechanisms of gross slip fretting wear on nickel oxide/Ti6Al4V mated surfaces

著者 (5件)： HAGER C.h. (The Timken Co., Mail Code TEC-09, 1835 Dueber Avenue S.W., Canton, OH 44706, USA) ,  HU J. (Univ. of Dayton Res. Inst., USA) ,  MURATORE C. (Universal Technol. Corp., USA) ,  VOEVODIN A.a. (Air Force Res. Lab., USA) ,  GRANDHI R. (Wright State Univ., Dept. of Mechanical and Materials Engineering, USA)
資料名： Wear  (Wear)
巻： 268  号： 9-10  ページ： 1195-1204  発行年： 2010年03月25日 
JST資料番号： E0377A  ISSN： 0043-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的として,Ti6Al4Vと厚い酸化ニッケル膜の総体滑りフレッチング摩耗中におけるトライボ膜の形成メカニズムを決定することとした。厚い(~75μm)酸化ニッケル・スケールを有するTi6Al4Vの表面上での台上レベル・フレッチング摩耗試験によって,この解析を達成した。市販の純ニッケルの1,000°Cでの酸化によって,この酸化ニッケル・スケールを成長させた。次項の実験条件の下で,このフレッチング摩耗試験を行った。1)室温,150°C,300°C,450°Cなどの試験温度,2)250μmのストローク長さ,3)2Hzと30Hzの振動速度,4)約650MPaのヘルツ接触応力。この実験解析によって,「潤滑性ナノ結晶トライボ膜は,高温におけるトライボ-焼結メカニズムを通してのフレッチング摩耗接触中に形成される」ことを明らかにした。これらのトライボ膜は,Ti6Al4Vとの摩擦界面上への移転層として形成され,高温での相手表面上の摩擦と摩耗を低減した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セラミック被覆 ,  *チタン合金 ,  *摩耗特性 ,  *トライボロジー ,  酸化ニッケル ,  Ti-6Al-4V合金 ,  ニッケル ,  純金属 ,  高温 ,  酸化 ,  焼結合金 ,  摩耗率 ,  摩擦係数 ,  滑り摩耗 ,  摩耗試験 ,  X線回折分析 ,  X線光電子分光法 ,  電子顕微鏡観察
準シソーラス用語： フレッチング摩耗 ,  摩損 ,  摩耗痕跡

分類 (4件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酸化ニッケル ,  滑り ,  フレッチング摩耗 ,  メカニズム