文献

J-GLOBAL ID：201002221645325930   整理番号：10A0255799

生物機能を活用した環境負荷低減技術の開発 第3編 露地野菜における生物機能を活用した環境負荷低減技術の開発 第1章 キャベツ等における生物機能を活用した病害防除技術の開発 2 レタスにおける病害防除技術の開発(2)植物抵抗性誘導技術を基幹としたレタス根腐病総合防除技術の確立

著者 (2件)： 小木曽秀紀 (長野県野菜花き試) ,  藤永真史 (長野県野菜花き試)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 479  ページ： 276-282  発行年： 2010年02月25日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生物機能を活用した環境負荷低減技術の開発の一環として,植物抵抗性誘導技術を基幹としたレタス根腐病総合防除技術の確立を行った。レタス根腐病に対する非病原性フザリウム菌および植物抵抗性誘導剤の効果に関し,レタス根腐病に対し発病抑制効果を有する非病原性フザリウム菌を選抜,製剤化した。輪作による発病軽減,防除対策の体系化に関して報告した。防除対策の体系化において,根腐病発生圃場でソバを中心とした輪作と,抵抗性レタス品種を組み合わせた栽培体系により,根腐病の発生が実用上問題ない程度に抑制された。

シソーラス用語： *レタス ,  根腐病 ,  *総合防除 ,  キャベツ ,  持続可能な農業 ,  減少 ,  負荷 ,  耐性 ,  誘導
準シソーラス用語： 環境負荷低減 ,  植物抵抗性

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  植物の病虫害防除一般  (FC05010F) ,  微生物による植物病害一般  (FC04051H)

引用文献 (6件)：

• 小木曽秀紀・清水時哉・藤永真史.(2000). 非病原性Fusarium oxysporum前接種による レタス根腐病の発病抑制効果. 関東病虫研報47: 57-61.
• 石井英夫 (2002). 新たな抵抗性誘導剤による作物病害防除の可能性. 農業および園芸77: 361-367.
• 石井英夫 (2003). 植物防疫における病害抵抗性誘導利用の現状と展望. 今月の農業47: 13-18.
• 小木曽秀紀・藤永真史・小澤智美・小松和彦.(2004). レタス根腐病に対するプロベナゾール剤の発病抑制効果. 関東病虫研報51: 175.
• 小木曽秀紀.(2007). 生物機能を活用したレタス根腐病の新防除技術. 生物機能プロジェクト成果発表会要旨. 7-16.

タイトルに関連する用語 (12件)： 生物 ,  活用 ,  環境負荷低減技術 ,  開発 ,  露地野菜 ,  キャベツ ,  病害防除 ,  レタス ,  植物 ,  抵抗性誘導 ,  根腐病 ,  総合防除