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J-GLOBAL ID：201002221648334663   整理番号：10A0497196

子宮内成長制限は新生ブタの腸構造,トランスクリプトームプロフィルおよび細菌コロニー化の発達パタンを変化させる

Intrauterine Growth Restriction Modifies the Developmental Pattern of Intestinal Structure, Transcriptomic Profile, and Bacterial Colonization in Neonatal Pigs

著者 (6件)： D’INCA Romain (INRA, Saint-Gilles, FRA) ,  D’INCA Romain (Agrocampus Ouest, Rennes, FRA) ,  KLOAREG Maela (Agrocampus Ouest, CNRS, Rennes, FRA) ,  GRAS-LE GUEN Christele (CHU, Nantes, FRA) ,  LE HUEEROU-LURON Isabelle (INRA, Saint-Gilles, FRA) ,  LE HUEEROU-LURON Isabelle (Agrocampus Ouest, Rennes, FRA)
資料名： Journal of Nutrition  (Journal of Nutrition)
巻： 140  号： 5  ページ： 925-931  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： E0050A  ISSN： 0022-3166  CODEN： JONUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 子宮内成長制限(IUGR)はヒト新生児で5%ほどみられ,摂食障害,脂肪吸収低下や消化器疾患などにかかりやすい。出生体重が平均より30%ほど低いIUGRの新生ブタと正常体重新生ブタを用いて小腸のバリアの発達パタンに差があるかどうかを生後0日から5日後まで調べた。出生時の小腸の重量および長さ,回腸および大腸の単位長さあたり重量および絨毛長さはIUGR群の方が正常群より小さく,これは生後5日まで続いたが,差は減少していった。生後2日の回腸および大腸の粘膜に付着した細菌数はIUGR群の方が正常群より多かった。回腸の増殖関連遺伝子(PCNA)発現は生後2日までIUGR群の方が低く,生後5日のアポトーシス関連遺伝子(BAX)発現はIUGR群の方が多く,増殖-アポトーシスバランスが悪くてIUGR群で小腸の成長障害が起こると考えられる。

シソーラス用語： *胎児成長遅滞 ,  ブタ ,  新生児 ,  *トランスクリプトーム ,  細菌 ,  細胞増殖 ,  腸内細菌科 ,  腸粘膜 ,  *腸 ,  *成長 ,  遺伝子発現 ,  アポトーシス ,  遺伝子 ,  増殖細胞核抗原 ,  mRNA ,  保護作用
準シソーラス用語： BAX遺伝子 ,  コロニー形成 ,  腸バリア

分類 (3件)： 発生と分化  (EJ16020W) ,  腸  (EJ06040N) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (9件)： 子宮 ,  成長 ,  制限 ,  ブタ ,  腸 ,  細菌 ,  コロニー ,  発達 ,  パタン