文献

J-GLOBAL ID：201002221683275939   整理番号：10A1020469

イネの飼料利用技術の現状と研究課題-飼料イネを利用した周年放牧の実践現場から-

著者 (1件)： 千田雅之 (中央農業総合研究セ)
資料名： 作物研究  (Journal of Crop Research)
号： 55  ページ： 53-57  発行年： 2010年09月21日 
JST資料番号： Y0116A  ISSN： 1882-885X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飼料イネは湿田でも栽培可能なバイオマス生産量の多い飼料であり,耐倒伏性に優れている。こうした特徴を活用して飼料イネの立毛放牧(秋期)や収穫調製した稲発酵粗飼料の圃場給与(冬期)方法を開発し,牧草と組み合わせて繁殖和牛の周年放牧モデルを開発した。一方,飼料イネは生育が進むにつれ蛋白成分が著しく低下し,籾の消化性も低下する。このため,牛への粗飼料,とくに晩秋から初冬にかけての放牧飼料として飼料イネの利用拡大を図るには,茎葉割合の高い品種,蛋白成分の高い品種,耐寒性の強い品種の育成と栽培技術が望まれる。(著者抄録)

シソーラス用語： *イネ ,  *飼料作物 ,  *放牧 ,  水田 ,  バイオマス ,  耐倒伏性 ,  粗飼料 ,  圃場 ,  牧草 ,  組合せ ,  肉牛 ,  技術開発 ,  植物成長 ,  植物タンパク質 ,  経時変化 ,  籾 ,  消化 ,  利用 ,  比率 ,  栽培品種 ,  耐寒性 ,  作物育種 ,  研究開発
準シソーラス用語： バイオマス生産量 ,  稲発酵粗飼料 ,  茎葉割合 ,  湿田 ,  *周年放牧モデル ,  消化性低下 ,  成分低下 ,  繁殖和牛 ,  圃場給与 ,  利用拡大 ,  立毛放牧

分類 (2件)： 飼料作物,草地  (FC03050J) ,  牛  (FD02020Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： イネ ,  飼料 ,  現状 ,  研究 ,  飼料イネ ,  周年放牧 ,  現場