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J-GLOBAL ID：201002221872867596   整理番号：10A1614995

SUMO経路:特異性,結合と認識を形成する機構の出現

The SUMO pathway: emerging mechanisms that shape specificty, conjugation and recognition

著者 (2件)： GAREAU Jaclyn R. (Sloan-Kettering Inst., New York, USA) ,  LIMA Christopher D. (Sloan-Kettering Inst., New York, USA)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 11  号： 12  ページ： 861-871  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低分子ユビキチン関連修飾因子(SUMO)蛋白質ファミリーメンバーによる蛋白質の転写後修飾は,転写,複製,染色体凝集とDNA修復を含む多様な細胞過程を調節する。今回,SUMO経路,SUMO結合のためのコンセンサスモチーフ,SUMO相互作用モチーフ(SIM)による調節,E3リガーゼ活性の調節,基質リン酸化による調節と選択的Lys修飾について概説した。SIMによる調節の項では,SUMO基質とSUMO結合蛋白質におけるSIM,SUMO標的ユビキチンリガーゼとSUMO結合機関におけるSIMを紹介した。SUMO結合酵素はSUMO標的間を弁別し得るが,多くの基質はこれらの修飾を促進する特性を持つことを示した。他の転写後修飾はSUMO結合を調節し,SUMOシグナル伝達は他のシグナル伝達系と統合を受けた。SUMO調節機構の更なる理解は,異なる細胞過程におけるSUMOの機能と基質結合を解析するための改善方法を導くと示唆した。

シソーラス用語： *ユビキチン ,  ヌクレオチド配列 ,  ペプチドシンターゼ ,  リン酸化 ,  ユビキチン活性化酵素 ,  化学修飾 ,  *細胞情報伝達 ,  分子間相互作用 ,  転写【遺伝】 ,  複製【遺伝】 ,  DNA修復 ,  アミノ酸配列
準シソーラス用語： E3リガーゼ ,  *SUMO ,  コンセンサス配列 ,  結合蛋白質 ,  染色体凝集 ,  転写後修飾

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： SUMO ,  経路 ,  特異性