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J-GLOBAL ID：201002221875494111   整理番号：10A0797379

Kluyveromyces lactisにおけるGAL調節系の実験解析と定常状態分析

Experimental and steady-state analysis of the GAL regulatory system in Kluyveromyces lactis

著者 (3件)： PANNALA Venkat R. (Indian Inst. Technol., Mumbai, IND) ,  BHARTIYA Sharad (Indian Inst. Technol., Mumbai, IND) ,  VENKATESH Kareenhalli V. (Indian Inst. Technol., Mumbai, IND)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 277  号： 14  ページ： 2987-3002  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： K.lactisとSaccharomyces cerevisiaeの間で,ガラクトース(GAL)調節系に関与する調節因子は保存されているものの,分子間相互作用によって生じるGALネットワーク構造が実質的に異なるメカニズムをシステムレベルで調べた。そのために,K.lactisにおけるGAL調節系の転写応答を定量化する定常状態モデルを構築した。構築したモデルの妥当性は,K.lactisの野生株とGAL80欠失株について,GAL調節系の発現応答を実験的に調べることにより検証することができた。モデル解析の結果,K.lactisにおけるアクチベーター蛋白質Gal4pの自己調節が,高グルコース濃度でのGAL遺伝子のリーキーな発現をもたらしていることがわかった。K.lactisでのGAL遺伝子の発現レベルが低いのは,Gal1pの機能に原因があった。また,S.cerevisiaesがガラクトースを効率的に代謝できるのは,ゲノム重複によって生じたGal3pの存在に起因すると判断できた。

シソーラス用語： *Kluyveromyces lactis ,  Saccharomyces cerevisiae ,  糖質代謝 ,  *代謝調節 ,  定常解析 ,  数学モデル ,  生物学 ,  生化学系モデル ,  調節遺伝子 ,  ネットワーク ,  生物学的比較 ,  遺伝的調節 ,  遺伝子発現 ,  遺伝子 ,  DNA結合タンパク質 ,  転写因子 ,  タンパク質
準シソーラス用語： GAL1遺伝子 ,  GAL3蛋白質 ,  GAL4 ,  システム生物学 ,  遺伝子調節ネットワーク ,  遺伝子発現調節 ,  代謝ネットワーク ,  転写調節

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  代謝と栄養  (EG03054K)

タイトルに関連する用語 (5件)： Kluyveromyces ,  調節 ,  実験解析 ,  定常状態 ,  分析