抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,薄い境界層に設置された円錐体周りの流れについて,首飾り渦の強度・寸法・位置やはく離領域の大きさ・形状に対する円錐体頂角の影響を明らかにすることである。円錐体の頂角は10°,45°および90°であり,その高さは50mmとした。円錐体高さに基づくレイノルズ数は約1100,相対境界層厚さは約0.41であった。円錐体座面端から測った主首飾り渦の流れ方向中心位置および円錐体上流境界層はく離位置は前方岐点高さに比例し,頂角45°付近で最大となる。主首飾り渦の最大渦度は上流から円錐体へ流下する境界層の渦度分布に関係する。円錐体後方はく離領域の形状は,円錐体上流斜面の表面圧力の代表速度と局所円錐体直径に基づくレイノルズ数および主首飾り渦により誘起された付加ひずみ速度を用いて説明できる。(著者抄録)