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J-GLOBAL ID:201002221914145391   整理番号:10A0760880

バキュロウイルスの出芽ウイルスエンベロープと単一の巨大単層小胞との間の融合の共焦点顕微鏡による観察

Confocal microscopic observation of fusion between baculovirus budded virus envelopes and single giant unilamellar vesicles
著者 (7件):
資料名:
巻: 1798  号:ページ: 1625-1631  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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巨大単層小胞(GUV)とバキュロウイルス(Autographa californica核多角体ウイルス)の出芽ウイルス(BV)の蛍光色素アレキサフルオル488で標識したエンベロープとの間の融合事象をアッセイした。これは,レーザー走査顕微鏡を用いた,融合後の単一GUVの脂質二分子層から放射された蛍光の強度の観察を伴った。このアッセイ系を用いて,単一GUVとBVエンベロープとの間の融合がpH5.0~6.0周辺で著しく増強されることを見出し,以下を示唆した。1)昆虫細胞のエンドソーム内のエンベロープ糖蛋白質GP64仲介膜融合が,著者等の人工系において再現される,2)GUVにおける酸性リン脂質がこの融合に必要であり,それが,大きな単層小胞及び多層小胞を含む従来のリポソームを用いたこれまでの結果と一致する,3)融合の効率が,GUV脂質二分子層へのコレステロールの添加により調節される膜特性により著しく影響される。さらに,BV融合単一GUVの顕微鏡観察から,弱い相互作用がpH6.0~6.5でBVとジオレオイルホスファチジルセリン含有GUVとの間に生じ,BVエンベロープの成分が,コレステロールを伴う飽和リン脂質を含むGUVとの融合時に不均等に破壊されることを示した。さらに,組換え膜蛋白質アドレナリンβ2受容体を組換えBVエンベロープ上に発現させた時,BV融合GUV上の蛋白質分布もまたその脂質含量により影響されることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生体膜一般  ,  ウイルスの生化学 
物質索引 (3件):
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