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J-GLOBAL ID:201002221963718445   整理番号:10A0174418

呈色固相抽出を用いた水試料中のコロイド性および溶解銀の定量

Determination of colloidal and dissolved silver in water samples using colorimetric solid-phase extraction
著者 (5件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 1606-1610  発行年: 2010年03月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗生物質に対する菌耐性の増加により,洗濯機の添加剤から国際宇宙ステーション上での飲料水処理システム(ISS)までの応用において,殺菌剤としての銀の利用の復活が起こっている。しかし細菌,水性生物およびヒトに対するコロイド銀の毒性の可能性についてのの関心の高まりにより,銀の使用についてのUS EPAおよびFDAによる規制が,最近発表されることになった。進行しているプロジェクトの一部として,0.1~1mg/L水溶性試料中のイオン性(銀(I))およびコロイド性銀を含む全銀の定量のための迅速,簡便な方法を開発した。この試料濃度は0.3~0.5mg/L(全銀)のISS可搬水試料を含み,飲料水中の0.1mg/LのUS EPA限界に見合うものである。この方法は呈色固相抽出(C-SPE)に基づき,水試料から呈色試薬DMABR(5-[4-(ジメチルアミノ)ベンジリデン]ローダミン)を浸漬した固相膜の通過による水試料からの銀(I)の抽出を行うものである。銀(I)はすべて浸漬したDMABRと反応し,呈色化合物を形成し,手持ち操作可能な散漫散乱分光光度計を用いて定量した。全銀は試料をオキソンを含有するカートリッジを最初に通すことにより定量した。オキソンはコロイド状銀を完全に酸化し溶解性銀(I)とする。方法は2分以内で終了し,わずか~1mLの試料しか必要とせず,銀(I)およびコロイド銀の両者を含むISSからの水試料のICP-MS分析との比較を含むいろいろな試験によりバリデートした。土壌結合の応用の可能性についても簡単に検討した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抽出  ,  無機化合物の物理分析 

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