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J-GLOBAL ID：201002221968553029   整理番号：10A0626795

汚染がヨーロッパアカヤマアリコロニー間の種内攻撃性を減らす

Pollution diminishes intra-specific aggressiveness between wood ant colonies

著者 (2件)： SORVARI Jouni (Dep. of Biology, Section of Ecology, FI-20014 Univ. of Turku, FIN) ,  EEVA Tapio (Dep. of Biology, Section of Ecology, FI-20014 Univ. of Turku, FIN)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 408  号： 16  ページ： 3189-3192  発行年： 2010年07月15日 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 様々な一般的環境汚染は動物の挙動に影響を及ぼすことが知られているが,野生集団における汚染誘発行動変化の程度は実際に知られていない。ここでは,重金属汚染がヨーロッパアカヤマアリ,Formica aquilonia,寒帯林における優勢な地域的アリ種,の野生個体群における通常の種内攻撃性挙動を減らすことを示した。銅製錬所周りの長期汚染に曝されたアリは,高い重金属濃度を示し,また非汚染地域のアリよりも無関係な非汚染コロニーのメンバーに対して攻撃性が少ない。この基本的に一般的な捕食動物種における攻撃性のレベルにおける汚染に関連した減少は,寒帯林および温帯林の無脊椎動物群落の構造に潜在的な影響を及ぼす。攻撃性における変化が金属毒性により直接引き起こされるかあるいは発生源レベルを変化させるような二次汚染効果による間接的に引き起こされるかどうか見出すために更なる研究が必要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： コロニー ,  攻撃行動 ,  大気汚染 ,  森林 ,  針葉樹林 ,  *重金属 ,  銅製錬 ,  無脊椎動物 ,  *アリ ,  環境汚染
準シソーラス用語： *攻撃性 ,  *寒帯林 ,  温帯林

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (2件)： 汚染 ,  攻撃性