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J-GLOBAL ID:201002221983157792   整理番号:10A1324453

Y3Al5O12:Ce3+,Pr3+蛍光体におけるイオン間エネルギー移動

Interionic energy transfer in Y3Al5O12:Ce3+, Pr3+ phosphor
著者 (6件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 093515  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Y3Al5O12:Ce3+,Pr3+蛍光体中のCe3+とPr3+の間及びPr3+イオンの間の非放射エネルギー移動(ET)の動的過程を調べた。光ルミネセンス分光法と蛍光減衰パターンをPr3+とCe3+の濃度の関数として調べた。Inokuti-Hirayamaモデルに基づく解析はCe3+の最低5d状態からPr3+1D2状態へのET,及び基底状態のPr3+イオンの関与する交差緩和を通した1D2状態の消光が何れも双極子-双極子相互作用により支配されることを示唆した。Ce3+-Pr3+ ET速度の増加に続いて,Ce3+濃度を増加させたのみのときにCe3+の黄色発光バンドに相対したPr3+の増強された赤色発光線が観測された。Ce3+濃度の増加に伴い黄色バンドが赤色スペクトルへ偏移する一方,赤色線が移動しない事実から,この挙動はCe3+発光とPr3+励起の間のスペクトル重畳積分の増加に起因した。YAG:Ce3+,Pr3+中の0.01のCe3+濃度に対して,反応速度定数と臨界距離をCe3+-Pr3+ ETに対して4.5×10-36cm6s-1,0.81nm,Pr3+-Pr3+ ETに対して2.4×10-38cm6s-1,1.30nmと推定した。分光学的研究はPr3+の最低4f5dからCe3+.の5dへの明白なETを示した。これらのET経路の各々においてアクセプタ濃度への初期移動速度の比例的依存性を観測した。初期崩壊に対する平均ETパラメータとしての比例係数を決定し,同じアクセプタ濃度に対するET効率がPr3+-Pr3+>Pr3+-Ce3+>Ce3+-Pr3+の順に並ぶことを意味した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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無機化合物のルミネセンス 
タイトルに関連する用語 (5件):
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