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J-GLOBAL ID:201002222029303946   整理番号:10A0952487

神経芽細胞腫におけるアポトーシス阻害蛋白質リビン(BIRC7)の発現および機能的役割

Expression and functional role of inhibitor-of-apoptosis protein livin (BIRC7) in neuroblastoma
著者 (4件):
資料名:
巻: 400  号:ページ: 53-59  発行年: 2010年09月10日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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定量的RT-PCRにより,59例の神経芽細胞腫におけるアポトーシス阻害蛋白質(IAP)リビン(BIRC7)の発現を検討した。腫瘍細胞を化学療法剤から保護する,リビンの役割も検討した。リビンの発現は,腫瘍間で有意に異なった。多くの量の発現は,進行ステージ(ステージ3と4)の39人の患者中17人および局所ステージ(ステージ1と2)の20人の患者中6人で見られた。リビンをトランスフェクトし,MYCNを増幅したNBL細胞は,ドキソルビシンおよびエトポシドに対する耐性増加を示した。これとは逆に,siRNAによるリビンノックダウンは,NBL細胞で自然と薬剤誘導アポトーシスを増加した。予後因子の多変量分析は,多いリビン発現が,MYCN増幅腫瘍患者に対する予後を悪化することを示した。データは,(i)リビンがNBLにおいて高頻度で発現しており,MYCN癌遺伝子増幅を有する腫瘍細胞を,遺伝毒性物質から保護する; (ii)NBLにおけるリビンの抗アポトーシス効果は,siRNAにより抑制される; (iii)サンプル研究では,多いリビン発現が,MYCN増幅の悪い予後影響を増強することを示した。これら所見は,リビンがNBLで薬剤耐性に関わることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
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