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J-GLOBAL ID：201002222090321779   整理番号：10A1325588

異なる塩分における河口カイアシ類Acartia tonsaにおける慢性銅毒性

CHRONIC COPPER TOXICITY IN THE ESTUARINE COPEPOD ACARTIA TONSA AT DIFFERENT SALINITIES

著者 (2件)： LAUER Mariana M. (Universidade Federal do Rio Grande, Rio Grande do Sul, BRA) ,  BIANCHINI Adalto (Universidade Federal do Rio Grande, Rio Grande do Sul, BRA)
資料名： Environmental Toxicology and Chemistry  (Environmental Toxicology and Chemistry)
巻： 29  号： 10  ページ： 2297-2303  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： A0978B  ISSN： 0730-7268  CODEN： ETOCDK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の銅濃度および塩分濃度にオスおよびメスの広塩性カイアシ類Acartia tonsaを曝露して,慢性銅毒性を研究した。銅曝露は水系,食餌と,水および食餌の3方法で評価した。全ての塩分濃度で銅曝露により産卵および孵化率が低下して,生殖反応が銅曝露経路に依存した。産卵の50%影響濃度は水および食餌の組み合わせ曝露で有意に増加して,食餌曝露により産卵が約40%低減した。孵化率は塩分濃度および曝露経路で変動した。広範の塩分濃度におけるカイアシ類の銅慢性毒性を評価するのに孵化率よりも産卵のほうが適することを明らかにした。また,河口および海洋環境用の生物的な配位子モデルの開発に塩分および銅曝露経路を考慮する必要があることを示唆した。

シソーラス用語： 重金属 ,  *銅 ,  *慢性毒性 ,  曝露 ,  *塩分 ,  生殖毒性 ,  産卵 ,  比率 ,  *カイアシ類 ,  河口 ,  海洋環境 ,  予測モデル ,  解析モデル ,  摂食 ,  水 ,  毒性試験 ,  濃度 ,  重金属汚染 ,  河口汚濁
準シソーラス用語： 50%阻害濃度 ,  *Acartia tonsa ,  環境曝露 ,  産卵率 ,  孵化率

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  バイオアッセイ  (EA03060N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 塩分 ,  河口 ,  カイアシ類 ,  慢性 ,  銅毒性