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J-GLOBAL ID：201002222192176854   整理番号：10A0603171

ポリA-ポリT DNAヘアピンにおける電荷分離の速度論

Kinetics of Charge Separation in Poly(A)-Poly(T) DNA Hairpins

著者 (3件)： BLAUSTEIN Gail S. (Tulane Univ., Louisiana) ,  LEWIS Frederick D. (Northwestern Univ., Illinois) ,  BURIN Alexander L. (Tulane Univ., Louisiana)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 114  号： 19  ページ： 6732-6739  発行年： 2010年05月20日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の長さのAT架橋を有するDNAヘアピンにおける電荷分離(CT)過程に関連した実験データを解釈するため,動力学モデルを設計した。試料はAT塩基対からなるスチルベン面冠DNAヘアピンを用いた。このモデルは受容体スチルベンとその隣接アデニンを光励起した時,エキサイプレックス生成と標準トンネリングとホッピング電子輸送を組合せてCT速度を解釈することを可能にし,実験精度内でデータを生じる。一次元拡散モデルの枠組み内でホッピング輸送の解析は最近接CT速度が約1.2/nsである計算を生じる。先の実験と理論研究と一致して,古典的Marcus理論への拡張の新規適用を通して最近接CTが再組織化エネルギーλ~0.83eVでもって断熱的であることを確認した。速度論モデルは異なる正孔ドナー(ナフタルジイミド及び2-アミノプリン)と受容体(フェノチアジンとグアニン)を有する他のポリ(A)-ポリ(T)系中のCTを正確に特性化するため拡張できた。

シソーラス用語： DNA【核酸】 ,  *ヘアピン構造 ,  *塩基対 ,  プリン塩基 ,  ピリミジン塩基 ,  *電荷分離 ,  光ポンピング ,  エキシプレックス ,  *エレクトロトランスポート ,  電気伝導 ,  トンネル効果 ,  Marcus理論 ,  再編成 ,  数学モデル ,  一次元 ,  時間依存性 ,  速度論 ,  力学モデル ,  動力学 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  ヒドロキシ化合物
準シソーラス用語： トンネリング ,  ホッピング ,  拡散モデル ,  光励起 ,  再組織化 ,  電子輸送 ,  到達時間 ,  動力学モデル ,  理論モデル

分類 (1件)： 核酸一般  (EB04010U)

物質索引 (2件)： アデニン ,  チミン

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリA ,  ポリT ,  DNA ,  電荷分離 ,  速度論