抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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HVACシステムと関連機器は建物全体のエネルギー消費量の比較的大きな割合を占め,その大部分はファン運転によるものである。エコノマイザーダンパーが設置されているときには,正しく最適な方法で機能していないと,ファンのエネルギー消費を高める原因となる。これは主にこれらのダンパーの圧力損失が大きくなる可能性があるためで,給気または還気ファンで発生すべき高い全圧と関連する。エコノマイザーダンパーを最適に運転する正しい戦略を,ファンの最少エネルギー消費で確実に実行することが必要である。ここではエコノマイザーダンパーの幾つかの運転戦略を調査し,HVACシステムの給・還気ファンの性能への影響を調査する。ファンエネルギー消費を少なくするエコノマイザーダンパーの新運転戦略について議論する。典型的な既存HVACシステムをシミュレーションして戦略を評価する。評価において,建物場所,システム特性ダンパーを設置しているダクト抵抗,給気温度とエコノマイザー制御及び最小換気要求のような幾つかの要因について考える。制御されたエコノマイザーダンパーのやり方で,ファン性能とエネルギー消費に大きな影響を与えることが解った。正しく実行されていれば,提案戦略は5-30%のファンの省エネルギーとなり,システムがフリークーリングモードでの運転時に運転時間,ダンパー特性及び最少外気によることが大きい。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.