抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らはこれまで単一種類の製品の製造を対象に,リエントラント工程を含むリエントラントフローショップスケジューリング問題について検討を行っている。本研究では複数の種類の製品を繰返し製造するサイクリックジョブショップスケジューリング問題について検討し,製品構成の変更に迅速に対応するためのスケジューリング方法を提案した。本報ではまず対象とする問題を明らかにするために,数理計画法による定式化のひとつとして,スケジューリング問題を混合整数計画問題として記述した。つぎに,実用的な規模の生産計画を扱うために,発見的手法によるスケジューリング手法の提案をした。これから単一製品のリエントラントフローショップスケジューリング手法を,複数製品に拡張するための相違点を明らかにし,所与の製品構成に対するスケジュールの立案方法を示した。また,製品構成が変更される際の再スケジューリングの必要性を指摘し,迅速に新たな生産活動に移行するための手法を提案した。