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J-GLOBAL ID：201002222484602633   整理番号：10A0497202

短期間の微量栄養素投与でHIV感染した子供の肺炎と下痢症状発現期間が減少する

Short-Term Micronutrient Supplementation Reduces the Duration of Pneumonia and Diarrheal Episodes in HIV-Infected Children

著者 (6件)： MDA Siyazi (Univ. Limpopo, Pretoria, ZAF) ,  MDA Siyazi (Wageningen Univ. and Res. Centre, Wageningen, NLD) ,  VAN RAAIJ Joop M. A. (Wageningen Univ. and Res. Centre, Wageningen, NLD) ,  DE VILLIERS Francois P. R. (Univ. Limpopo, Pretoria, ZAF) ,  MACINTYRE Una E. (Univ. Limpopo, Pretoria, ZAF) ,  KOK Frans J. (Wageningen Univ. and Res. Centre, Wageningen, NLD)
資料名： Journal of Nutrition  (Journal of Nutrition)
巻： 140  号： 5  ページ： 969-974  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： E0050A  ISSN： 0022-3166  CODEN： JONUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2007年,世界のHIV感染児童は250万人ほどおり,入院の病因は第1が肺炎,第2は下痢である。HIV感染し,下痢または肺炎で入院した南アフリカの4~24か月齢の子供118人を対象に,二重盲検ランダム法で,入院まで微量栄養素(栄養所要量に基づく量のビタミンA,B混合,C,D,E,葉酸,銅,鉄,亜鉛)またはプラセボを投与した。入院時と退院時に子供の身長と体重を測定し,血中微量栄養素濃度を調べたが,栄養素投与群とプラセボ群で変化に差はなかった。入院日数は栄養素投与群(7.3±3.9日)の方がプラセボ群(9.0±4.9日)より短く,栄養素投与群の方が肺炎では1.9日,下痢では1.6日短かった。HIV感染した子供の肺炎および下痢による入院患者への短期間の微量栄養素投与は入院期間を短くするのに有効である。

シソーラス用語： *栄養素 ,  投与方法 ,  *HIV感染症 ,  子供 ,  ヒト ,  *肺炎 ,  *下痢 ,  経口投与 ,  入院期間 ,  二重盲検法 ,  ランダム化比較試験 ,  身体測定 ,  小児栄養 ,  ビタミン ,  無機質
準シソーラス用語： 短期投与 ,  *微量栄養素

分類 (2件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R)

タイトルに関連する用語 (8件)： 短期間 ,  微量栄養素 ,  投与 ,  HIV感染 ,  子供 ,  肺炎 ,  下痢症状 ,  発現