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J-GLOBAL ID：201002222522853645   整理番号：10A0845712

電気機械の周波数および時間領域有限要素モデルにおける型巻巻線の均質化

Homogenization of Form-Wound Windings in Frequency and Time Domain Finite-Element Modeling of Electrical Machines

著者 (6件)： GYSELINCK Johan (Univ. Libre de Bruxelles (ULB), Bruxelles, BEL) ,  DULAR Patrick (Univ. Liege, Liege, BEL) ,  DULAR Patrick (F.R.S.-FNRS, Bruxelles, BEL) ,  SADOWSKI Nelson (Universidade Federal de Santa Catarina, Florianopolis, BRA) ,  KUO-PENG Patrick (Universidade Federal de Santa Catarina, Florianopolis, BRA) ,  SABARIEGO Ruth V. (Univ. Liege, Liege, BEL)
資料名： IEEE Transactions on Magnetics  (IEEE Transactions on Magnetics)
巻： 46  号： 8  ページ： 2852-2855  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： A0339B  ISSN： 0018-9464  CODEN： IEMGAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 巻回数の多い電気機械巻線中では,大きな表皮効果や近接効果を生じるため,損失の増大や局部過熱現象が生じ,特性に影響を与える。この効果については原理的には各導体を細かく分割して有限要素法を適用して求めることができるが,計算負荷の点から現実的でなく,有限要素(FE)シミュレーションでは,しばしばこの表皮効果や近接効果の影響を無視し,渦電流損失を後から推定して加える手法がとられる。本文では,既に報告した汎用周波数および時間領域均質化法を適用した電気機械型巻巻線中の渦電流に対する有限要素モデル化法を紹介するとともに,実際の1250kW誘導機への適用例を示した。まず,固定子巻線素導体(銅帯)の表皮効果および近接効果を簡単なFEモデルによって定量化し,これから均質化した巻線全体に対する複素周波数依存係数を求め,さらにこれを実数の一定係数に変換することによってFEモデルの自由度を大きく増大させずに時間領域均質化を図る。各素導体を細分する「しらみつぶし法」による結果と比較して,その有効性を確認した。

シソーラス用語： *電気機械 ,  信号解析 ,  周波数解析 ,  有限要素法 ,  解析モデル ,  *巻線 ,  均質化 ,  *渦電流 ,  *表皮効果 ,  *近接効果 ,  誘導機 ,  周波数依存性
準シソーラス用語： 時間領域解析 ,  周波数領域法

分類 (1件)： 発電機・電動機一般  (NB07010Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 電気機械 ,  時間領域 ,  有限要素モデル ,  型 ,  巻 ,  巻線 ,  均質化