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J-GLOBAL ID：201002222641774966   整理番号：10A0843322

企業におけるシリアルズ・クライシスの現状

Current status of serials crisis measure on companies

著者 (1件)： 渡辺喜代美 (電気化学工業株式会社知的財産部)
資料名： 情報管理  (月刊JICST)
巻： 53  号： 5  ページ： 266-272 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0392A  ISSN： 0021-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,洋雑誌の高騰が続いたため,購読誌が激減してしまった。その打開策として,冊子体を購読中止し,電子ジャーナルを導入し,情報の効率的な活用に努めている。しかし,電子ジャーナルもまた,毎年値上げがあり,今後の利用頻度によっては,別の入手方法に切り替えることも想定される。オープンアクセスやリンクリゾルバ等の活用も含め,今後の活用については課題が多い。本稿では,近年の洋雑誌の価格高騰(いわゆるシリアルズ・クライシス)に対する企業の情報部門における対応について事例を報告する。まず弊社の知的財産部の情報関連実務について2章で紹介した後,3章で雑誌価格の高騰に対する当社の対応について詳述する。4章で,今後の課題と展開について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *学術雑誌 ,  *価格 ,  *増加
準シソーラス用語： *書籍価格 ,  図書価格 ,  *価格高騰

分類 (1件)： 情報源  (AC03000B)

引用文献 (3件)：

• 1) 学術雑誌のネット購読料高騰に大学図書館が悲鳴. 毎日新聞. 2010-01-27, 夕刊.
• 2) 母良田功, 長縄友子. 電子ジャーナル価格高騰の抑制は可能か? 日本薬学図書館協議会電子ジャーナル・コンソーシアムの取り組み. 情報管理. 2008, vol. 51, no. 9, p. 631-641.
• 3) 三根慎二. オープン・アクセスの動向. http://cogsci.l.chiba-u.ac.jp/REFORM/Final_Report/1_3report_mine.pdf, (accessed 2010-06-30).

タイトルに関連する用語 (2件)： 企業 ,  現状