抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
永久磁石リニア同期モータ(PM-LSM)が搬送分野で実用化されている。LSMの走行路全長に渡って固定子を設置するとコストが高くなるので,固定子を難散配置する固定子離散配置永久磁石リニア同期モータ(DSPM-LSM)を当研究室で提案してきた。LSMは,可動子磁極の磁極位置を検出する為のセンサが必要となる。本稿では,可動子に搭載されている磁石を利用した位置検出法を提案する。その方法は,3個のホール素子ユニット(HU)を,120度の位相をもつように固定子の両端に配置するものである。可動子がホール素子上を通過すると,磁石の磁束密度が変化し,ホール電圧が発生する。各ホール電圧は120度の位相差を持っており,三つのホール電圧から位置が算出できる。検証のため,MATLAB/Simulinkによるシミュレーションを行った。その結果から,各ホール電圧からの位置算出及び位置算出結果の切替を確認した。また,DSPM-LSMにHUセンサを用いた位置算出シミュレーションを行い,可動子が各HU上を通過する際,HUセンサから位置算出されていることを確認した。