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J-GLOBAL ID:201002222835021373   整理番号:10A0635811

光合成的集光性複合体における量子もつれ

Quantum entanglement in photosynthetic light-harvesting complexes
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 462-467  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: W2060A  ISSN: 1745-2473  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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量子もつれは,脆弱性で不安定なものとして見られるが,コヒーレント展開の天然性状である。今回,多発色団集光性複合体におけるもつれを分析し,もつれの必要十分条件を示し,包括的もつれを測定することによりもつれを定量的に測定する方法を確立した。この方法は,Fenna-Matthews-Olson蛋白質に応用し,もつれの初期状態と温度依存性を明らかにした。天然状態のFenna-Matthews-Olson(FMO)蛋白質は,二量体化発色団の間で二粒子のもつれを含んだが,少量の広範囲で多粒子のもつれが生理学的温度でさえ存在することを示した。これは生物学的システムにおけるもつれの最初の定量化を示した。集光性複合体のような高密度充填分子凝集体におけるもつれの実際的利用について考察した。もつれの基本的重要性に戻ることにより,これは天然システム間の強い相関関係にある特異な量子型を示すと結論した。
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分類 (2件):
分類
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蛋白質・ペプチド一般  ,  光合成 
タイトルに関連する用語 (3件):
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