文献
J-GLOBAL ID:201002222855991638   整理番号:10A0165513

HIV-1亜型AおよびC株に独特なrev1-vpu多型性はrev-vpu-envカセットからのエンベロープ糖蛋白質発現を損ない偽型化アッセイにおいてビリオンの感染性を低下させる

A rev1-vpu polymorphism unique to HIV-1 subtype A and C strains impairs envelope glycoprotein expression from rev-vpu-env cassettes and reduces virion infectivity in pseudotyping assays
著者 (15件):
資料名:
巻: 397  号:ページ: 346-357  発行年: 2010年02月20日 
JST資料番号: H0793A  ISSN: 0042-6822  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
HIV-1エンベロープ糖蛋白質(Env)の機能的研究では一般に偽型ウイルス産生が含まれ,これはrev-vpu-envカセットとenv欠乏プロウイルスとのコトランスフェクションにより産生される。2つは同族のプロウイルスから発現すると感染性ビリオンを産生するが,今回,偽型化アッセイで欠損性のトランスミット/ファウンダーHIV-1からの6つのEnv構築物について検討した。これらすべての構築物は異常な遺伝子配置をとり,revの最初のexon(rev1)とvpuは同じ読み取り枠にあり終止コドンは介在しなかった。フレームシフト突然変異,終止コドン,あるいはrev開始コドンの破棄によりrev1-vpu融合遺伝子を破壊すると偽型ビリオンの感染性が回復した。野生型Envカセットに融合遺伝子を導入するとこれらの機能が大きく損なわれた。欠陥は変異したenvおよびrev転写あるいは発現した融合蛋白質のドミナントネガティブ効果によるのではなく,env開始コドンでの非効率的な翻訳によるようであった。rev1-vpu多型性はin vitroでのみEnv発現に影響を及ぼすが,亜型Aの3%,亜型Cの20%およびCRF01_A/Eウイルスの5%は融合遺伝子をコードすることより,補助受容体使用および中和特性など,Env相補性を必要とする研究で問題を生じうる。多型性の存在に関わりなくEnv発現を上昇させるため,解決策はrev-vpu-envカセット増幅時にrev開始コドンを除去することである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ウイルスの生化学  ,  分子遺伝学一般 

前のページに戻る