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J-GLOBAL ID：201002222881539956   整理番号：10A0366147

東南アジアの知財情勢 生物多様性条約とアジア微生物資源探索

著者 (1件)： 安藤勝彦 (製品評価技術基盤機構)
資料名： 知財研フォーラム
巻： 80  ページ： 11-16  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： L4962A  ISSN： 1348-0529  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海外での微生物探索を円滑に推進するためには,1993年発効の生物多様性条約(CBD)を順守し,相手国の政府機関と協力関係を樹立することが必要である。CBDは次の三つの柱から構成される。1)生物多様性の保全,2)その構成要素の持続可能な利用,3)遺伝資源の利用から生じる利益の公正で衡平な配分。CBDは一般には環境条約として理解されている。海外で微生物探索を行う場合には,CBDの第15条「遺伝資源の取得の機会」が重要な条項となる。今や,たとえ純粋な研究の遂行のために海外に生息する草本一本を利用したい場合でも,その国の政府の許可を得なければならない。

シソーラス用語： *遺伝資源 ,  条約 ,  生物多様性 ,  持続可能な開発 ,  環境保全 ,  東南アジア ,  資源 ,  調査 ,  利益分配
準シソーラス用語： 資源調査 ,  *生物多様性条約 ,  *微生物資源

分類 (1件)： 生物科学一般  (EA01010W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 東南アジア ,  生物多様性条約 ,  アジア ,  微生物資源 ,  探索