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J-GLOBAL ID:201002222902194318   整理番号:10A1031390

ヒト子宮内膜上皮細胞におけるコンドロイチン硫酸プロテオグリカンアグレカン発現のプロゲステロン誘導

Progesterone induction of chondroitin sulfate proteoglycan aggrecan expression in human endometrial epithelial cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 159-163  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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コンドロイチン硫酸(CS)はヒト子宮内膜において最も豊富なグリコサミノグリカン種であるが,この粘膜組織のCSプロテオグリカン(PG)の発現プロファイルは十分にはっきりしないままである。本研究では,ヒト周期性子宮内膜におけるアグリカン,黒色腫結合CSPG,ニューログリカンCおよびブレビカンを含むCSPGの発現を明確にすることを目的とした。逆転写ポリメラーゼ連鎖反応により,アグリカンコア蛋白質の遺伝子転写物は検討した全試料で検出されたが,他のCSPGは検出されなかった。ウェスタンブロット法により,CS-AおよびCS-C側鎖の酵素的分解後,約370kDaサイズでアグリカンコア蛋白質に対して免疫活性を示した。アグリカンコア蛋白質の発現レベルは増殖期より分泌期の方が著しく高かった。アグレカンに対する免疫染色は月経周期の間中子宮内膜微小血管内皮が検出された。腺上皮における免疫染色は増殖期および初期分泌期中はかすかであったが,分泌期の中期から後期間で明確であった。プロゲステロンは培養子宮内膜上皮細胞でアグリカンコア蛋白質発現を誘導したが,17β-エストラジオールは誘導しなかった。アグリカンの子宮内膜発現パターンは他の既知CSPGのパターンと異なり,着床部位におけるこのプロテオグリカンの特異な役割を示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  遺伝子発現  ,  生殖器官  ,  性ホルモン 

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