抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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呉市の水道事業は海軍とともに歩んできた歴史がある。呉海軍鎮守府の開設に合わせて明治23年4月より宮原浄水場から給水を開始した。これは横浜,函館についで全国で3番目に旧い。その後大正7年4月に平原浄水場を設置し,市民に給水開始した。昭和51~61年のピーク時には6浄水場体制で運営していたが,統廃合により現在は前記2浄水場で運営している。近年老朽化が著しい平原浄水場を廃止して宮原浄水場に機能統合を図ることとした。当初,宮原の既存施設はそのまま使い続け,不足する能力部分だけを増設する予定であったが,「広島県営水道の送水トンネルの崩落事故」をきっかけとして,全ての浄水施設を新設し,耐震化率100%を目指すこととした。新設・増設両案を比較し,長期的に比較すると新設案が結果的に安くなること,既存施設の脆弱性を議会に説明し,了承を得た。