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J-GLOBAL ID：201002223009916069   整理番号：10A0509883

亜寒帯湖沼の鉛汚染とその減少した大気降下物への応答: 修復プロセスが進行中の気候変動によって打ち消されるか

Lead Contamination of Subarctic Lakes and Its Response to Reduced Atmospheric Fallout: Can the Recovery Process Be Counteracted by the Ongoing Climate Change?

著者 (5件)： KLAMINDER Jonatan (Umea Univ., Abisko, SWE) ,  HAMMARLUND Dan (Lund Univ., Lund, SWE) ,  KOKFELT Ulla (Lund Univ., Lund, SWE) ,  VONK Jorien E (Stockholm Univ., Stockholm, SWE) ,  BIGLER Christian (Umea Univ., Abisko, SWE)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 44  号： 7  ページ： 2335-2340  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候変動で生じた土壌汚染物質の輸送による亜寒帯湖沼の鉛汚染物質の負荷の変化を評価した。湖沼への鉛の過去の流入記録として年代測定堆積物記録を使用し,最近気象が変化した地域の3つの高緯度湖沼での鉛汚染の変化を調べた。また,大気汚染物質の鉛(1.16)と集水域土壌での地質由来の鉛(1.22)での²⁰⁶Pb/²⁰⁷Pb比の違いから鉛フラックスを追跡した。ローマ時代から沈着した堆積物で鉛汚染物質を検出し,海岸の永久凍土層土壌で囲まれた2つ湖沼で土壌汚染物質プールからの大きな鉛流出を検出した。これらの結果から,高緯度での進行中の気候変動によって刺激された土壌プロセスが亜寒帯湖沼での汚染物質レベルの減少に逆に作用している可能性を示した。

シソーラス用語： *湖沼汚濁 ,  湖沼堆積物 ,  *鉛 ,  重金属汚染 ,  *大気汚染物質 ,  応答 ,  *気候変動 ,  フラックス【流束】 ,  汚染物質 ,  永年変化 ,  永久凍土 ,  変化 ,  長距離輸送【大気】 ,  土壌汚染物質
準シソーラス用語： 亜寒帯 ,  *大気降下物 ,  濃度変化

分類 (2件)： 湖沼汚濁  (SB02030Q) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 鉛汚染 ,  大気降下物 ,  応答 ,  修復 ,  プロセス ,  気候変動