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J-GLOBAL ID:201002223055189848   整理番号:10A0597461

リグノセルロース素材を用いたエポキシ樹脂系絶縁材料のカーボンニュートラル化の検討

Study of Lignocellulose/Epoxy Composites for Carbon-neutral Insulation Materials
著者 (7件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: 584-590 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: S0808A  ISSN: 0385-4205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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キノコ栽培の培地として利用されているコーンコブ(とうもろこしの芯)の廃却物をバイオマス資源として利用することをについて述べた。このコーンコブに水熱反応を施して低分子セルロースを機能性糖類として利用した残渣の主成分であるリグノセルロースをエポキシ樹脂と複合化させて絶縁材料のカーボンニュートラル化することを検討した。その結果,以下の知見が得られた。1)得られたリグノセルロース粉体はセルロースに由来するピークが減少することを13C-NMR分析により確認した。2)水熱反応リグノセルロースを導入したエポキシ樹脂ではコーンコブ(水熱反応前)を導入したエポキシ樹脂よりも吸水し難いことが分かった。3)水熱反応リグノセルロースをオリゴエステル化することによりエポキシ樹脂に導入した際の粘度上昇を抑制できる。4)コーンコブ粉体,水熱反応リグノセルロース粉体,水熱反応-オリゴエステル化リグノセルロース粉体を導入したエポキシ樹脂の絶縁破壊強度は導入量に依存せず,ほぼ一定となった。5)水熱反応-オリゴエステル化リグノセルロース粉体を用いてシリカ充填エポキシ樹脂の作製を検討した結果,実用的なカーボンニュートラル絶縁材料としての可能性が高い。
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分類 (3件):
分類
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絶縁材料  ,  農業廃棄物の利用  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
引用文献 (10件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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