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J-GLOBAL ID：201002223064295995   整理番号：10A0216641

Sirt1の全身性の活性化は加齢に関連した代謝疾患に有益なのか?

Is systemic activation of Sirt1 beneficial for ageing-associated metabolic disorders?

著者 (2件)： TANG Bor Luen (Dep. of Biochemistry, Yong Loo Lin School of Medicine, National Univ. Health System, National Univ. of Singapore, 8 ...) ,  CHUA Christelle En Lin (Dep. of Biochemistry, Yong Loo Lin School of Medicine, National Univ. Health System, National Univ. of Singapore, 8 ...)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 391  号： 1  ページ： 6-10  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 幾つかの動物モデルにおける長寿の介在因子Sir2/Sirt1はIII型ヒストン脱アセチル化酵素サーチュインファミリーのメンバーである。その非ヒストン基質はペルオキシソーム増殖因子活性化受容体-γ(PPARγ)やその転写補助因子PPARγ活性化補助因子-1α(PGC-1α)といったエネルギー代謝を調整する調節分子のグループを含む。それらの基質に対するSirt1の活性はカロリー制限(CR)によりもたらされる代謝上の変化とのその関連の根底にあるのかもしれない。最近の研究は代謝調節に関与するSirt1の新しい基質を明らかにし,AMP活性化キナーゼ(AMPK)のような他の代謝調節因子とのSirt1の機能的関連をさらに描写した。困惑させることに,Sirt1活性を増すまたは減ずる操作は共に,神経変性疾患のような加齢関連疾患の動物モデルにおける有益な効果と結びつけられてきた。エネルギー代謝におけるSirt1の活性化パターンと役割は組織特異的差異を示すようである。Sirt1の代謝機能の機構的基盤のより深い理解は代謝疾患のためSirt1に基づく治療上の処置を効果的にデザインするために必要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ヒストンデアセチラーゼ ,  加齢 ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  *神経系疾患 ,  エネルギー代謝 ,  栄養管理 ,  食事療法 ,  代謝経路 ,  遺伝子操作 ,  代謝調節
準シソーラス用語： AMPK ,  *SIRT1 ,  カロリー制限

分類 (1件)： 代謝一般  (EB02030C)

タイトルに関連する用語 (5件)： SIRT1 ,  全身 ,  活性化 ,  加齢 ,  代謝疾患