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J-GLOBAL ID：201002223116542724   整理番号：10A0819008

ソフトマテリアルの粉砕技術 軽質材料のエコロジー粉砕~ベベルインパクターによるMCG粉砕~

著者 (1件)： 杉山周宏 (杉山重工)
資料名： 粉体技術
巻： 2  号： 8  ページ： 55-59  発行年： 2010年08月01日 
JST資料番号： Y0903B  ISSN： 1883-3292  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在実用化されている微粉砕操作(0.5~3μm)の基本的な作動原理は,機械的なもの即ちハンマー,ローラー,メディアなど剛体の運動で粉砕する方式と,加圧された流体(ガス・液体)の運動エネルギーを粉砕に利用する2つに分類される。他の粉砕原理に依る方式も存在するが,ある程度の生産規模で安定した操業を行う代表的な方式である。エコロジーが喧伝されている昨今,微粉砕操作に必要なエネルギー比較を「メカニカル粉砕」「流体エネルギー粉砕」の2つのカテゴリーに分け,数10年~100年程度のスパンで,この両者がどのような発展を遂げてきたかを検証することは,今後小手先技術に我々が惑わされないためにも有意義かも知れない。工業生産の各分野にエコロジーの観念が導入されて久しいが,生産プロセスにかかわる機器なり装置なりの始めの導入時点で,如何なる方法でこれを選定するかの根拠は極めてあいまいである。また,メーカー側でも,せいぜいカタログ値程度のエネルギー消費を明記するに過ぎなかった。

シソーラス用語： 軟質材料 ,  粉砕 ,  *生態学 ,  *インパクタ ,  *微粉砕 ,  工業生産 ,  生産プロセス ,  エネルギー消費 ,  多様化 ,  *金属粉末 ,  *粉末製造
準シソーラス用語： エコロジー ,  ソフトマテリアル

分類 (2件)： 固体の製造・処理一般  (XD03021O) ,  粉末製造  (WC02020M)

タイトルに関連する用語 (6件)： ソフトマテリアル ,  粉砕 ,  軽質 ,  エコロジー ,  インパクター ,  MCG