文献

J-GLOBAL ID：201002223157742711   整理番号：10A1338536

3-Dナノ複合材料骨再生スカフォードへのナノ添加物としての希土類酸化物

Rare earth oxides as nanoadditives in 3-D nanocomposite scaffolds for bone regeneration

著者 (7件)： KARAKOTI Ajay S. (Univ. Central Florida, FL, USA) ,  TSIGKOU Olga (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  YUE Sheng (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  LEE Peter D. (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  STEVENS Molly M. (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  JONES Julian R. (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  SEAL Sudipta (Univ. Central Florida, FL, USA)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 20  号： 40  ページ： 8912-8919  発行年： 2010年10月28日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ多孔質人工スカフォードによる組織自己再生のためにセリア添加生理活性泡ガラス質ナノ複合材料を開発した。ヒト間葉系幹細胞の分化とコラーゲン生成の増進をセリア不添加の場合と比較した。セリアナノ粒子は硝酸セリウムの過酸化水素酸化で調製した。径は3~5nm,それが凝集して5~15nmのサイズになった。これをゾルゲル法ケイ酸カルシウムガラスに混合し界面活性剤を加えて発泡させた。セリアに細胞毒性はない。培養10日で幹細胞のアルカリ性ホスファターゼ(ALP)発現,骨芽細胞への分化,コラーゲン生成はセリアを添加したガラススカフォードの方が明らかによかった。デキストラン水溶液中で合成したナノセリアを使うとコラーゲン生成が減った。これで多孔性とナノセリアの酸素欠陥の重要性が分った。骨生成補助剤は不要で,あるとALPやコラーゲンの生成が低下した。

シソーラス用語： *多孔性 ,  *基質 ,  *培地 ,  *生物活性 ,  *泡ガラス ,  *酸化セリウム ,  *ナノ粒子 ,  *添加物効果 ,  間葉系幹細胞 ,  コラーゲン ,  細胞分化 ,  *骨芽細胞 ,  デキストラン ,  点欠陥 ,  アルカリ性ホスファターゼ ,  ケイ酸カルシウム ,  ナノ複合材料 ,  ゾル-ゲル法 ,  生体適合性
準シソーラス用語： *スキャフォールド【基質】 ,  *ナノ多孔質 ,  酸素欠陥 ,  自己再生 ,  *生理活性 ,  *組織再生

分類 (3件)： 合成鉱物  (CD01040K) ,  細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノ複合材料 ,  骨再生 ,  スカフォード ,  添加物 ,  希土類酸化物