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J-GLOBAL ID:201002223162348380   整理番号:10A1542759

1,3-デヒドロ-o-カルボランとアルキンとのパラジウム/ニッケル-共触媒環状付加 C,B-置換カルボランの簡潔合成

Palladium/Nickel-Cocatalyzed Cycloaddition of 1,3-Dehydro-o-Carborane with Alkynes. Facile Synthesis of C,B-Substituted Carboranes
著者 (2件):
資料名:
巻: 132  号: 45  ページ: 16085-16093  発行年: 2010年11月17日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Pd(0)またはPd(0)/Ni(0)触媒の存在下で3-ヨード-1-リチオ-o-カルボランを110°Cに加熱して1,3-デヒドロ-o-カルボランを初めて合成した。この反応性化合物は触媒量のPd(0)/Ni(0)触媒の存在下でアルキンによって捕捉することができる。実際に様々なアルキン環状付加物を合成し,この反応の機構を提唱した。金属M(まずPd→Niに交換)-1,3-デヒドロ-o-カルボラン錯体を形成した後,2分子のアルキンと段階的に反応していく。このM-1,3-デヒドロ-o-カルボランは新種のホウ素求核試薬と考えても良いが,この分子中では,M-C結合よりM-B結合の方が相対的反応性が大である。
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分類 (2件):
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触媒反応一般  ,  非金属化合物 

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