文献

J-GLOBAL ID：201002223171546267   整理番号：10A0510605

バスケットウィーブ形態を有するジルカロイ-4合金における粒間歪みの進展

Intergranular Strain Evolution in a Zircaloy-4 Alloy with Basketweave Morphology

著者 (8件)： GARLEA E. (Univ. Tennessee, TN) ,  CLAUSEN B. (Los Alamos National Lab., NM) ,  KENIK E. A. (Oak Ridge National Lab., TN) ,  CIURCHEA D. (Babes-Bolyai Univ., Cluj-Napoca, ROM) ,  VOGEL S. C. (Los Alamos National Lab., NM) ,  PANG J. W. L. (Oak Ridge National Lab., TN) ,  CHOO H. (Univ. Tennessee, TN) ,  CHOO H. (Oak Ridge National Lab., TN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 41  号： 5  ページ： 1255-1260  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジルカロイ-4合金は,高圧・高温条件下で高性能を有しさらに熱中性子に対し透過性が高いため,原子力発電のシース材として幅広く用いられている。ジルカロイ-4合金は多結晶ジルコニウム合金で,室温で稠密六方格子(HCP)の結晶構造を持つ。hcpの材料は,粒レベルでは強い異方性を持つため,変形時に粒間歪みを発達させる傾向がある。hcp材料の塑性変形時の活性なモードは温度,応力レベル,バルク集合組織及びc/a比に依存する。Widmanstaetten-バスケットウィーブのミクロ組織を持つジルカロイ-4合金の変形挙動を粒レベルで研究した。内部歪みの進展およびバルクの集合組織を中性子回折および通常のミクロ組織観察法で調査した。単軸引張り荷重をかけた時の巨視的挙動および粒間歪みの進展具合を,荷重方向と平行および垂直な方向で,その場で測定した。ミクロ組織変化及び多結晶塑性挙動において双晶が大きく影響することが解った。

シソーラス用語： ジルカロイ ,  *ジルコニウム合金 ,  多結晶 ,  *HCP金属 ,  *結晶粒界 ,  *歪 ,  異方性 ,  塑性変形 ,  *集合組織 ,  *中性子回折 ,  金属組織 ,  *歪測定 ,  双晶 ,  微細構造 ,  燃料管 ,  結晶形態 ,  結晶粒 ,  引張変形 ,  引張荷重
準シソーラス用語： ジルカロイ4 ,  内部歪 ,  粒間歪み

分類 (2件)： 金属の機械的性質  (BL01022T) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 形態 ,  ジルカロイ-4 ,  合金 ,  歪み ,  進展