抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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運用管理のコスト削減や情報漏洩対策の一つとして,企業や教育機関でネットワークブートを用いた情報端末の運用が増えてきている。ネットワークブートを行う場合,通常,サーバが複数のクライアントに対する処理を行う。そのため,サーバのネットワーク性能とディスク性能がボトルネックとなると考えられる。本稿では,このうちディスクの実効性能を向上させる手段として,通常のハードディスクではなく,より高性能とされる,DRAMをベースとした製品であるGIGABYTE社のi-RAM,フラッシュメモリを使用したSSD,メインメモリを使ったRAMディスクをOSイメージの供給領域として使用することにより,どのような性能向上が見込めるかを明かにする。性能評価の指標として,クライアントPCの起動にかかる時間を使用し,自動的に起動時間を収集する仕組みを実装して,実機による評価を行った。その結果,i-RAMやメインメモリを使用した場合に,最大30%以上の性能向上が見られた。(著者抄録)