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J-GLOBAL ID:201002223378498157   整理番号:10A1093602

バクテリオファージT7の遺伝子4ヘリカーゼによるヌクレオシド三リン酸認識のための分子基盤

Molecular Basis for Recognition of Nucleoside Triphosphate by Gene 4 Helicase of Bacteriophage T7
著者 (2件):
資料名:
巻: 285  号: 41  ページ: 31462-31471  発行年: 2010年10月08日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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T7ファージ遺伝子4のコードするATPアーゼ活性を持つDNAヘリカーゼ活性化に重要なATP以外のデオキシヌクレオシド三リン酸(dTTP)との相互作用,分子認識機構をヌクレオチド類似体を用いて解析した。dTTPのチミン5-メチル基はT7ヘリカーゼの結合ポケットとの接触に重要であったが,このメチル基欠失は2′-OHの不在と3′-OHの存在で補償された。ヌクレオチド特異性に関与すると推定される結合部位内の4残基(Thr320,Arg504,Tyr535,Leu542)をランダムに置換し,320位と542位置換体は適切なサイズの脂肪族残基であれば巻き戻し活性を残存し,535位は必須で,芳香族側鎖はNTP安定化に寄与することを明らかにした。504位は塩基性側鎖の場合にのみ巻き戻し反応においてdATPよりdTTPを選択すした。ヘリカーゼ活性にdTTP特異性を与える結合ポケットはdATP結合にも適していたが,一本鎖DNAの結合により巻き戻し反応にはdTTPが優先結合した。ヘリカーゼの固有なNTP特異性は薬物治療の合理的標的であると考えられる。
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分類 (1件):
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酵素一般 

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