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J-GLOBAL ID:201002223392315065   整理番号:10A0604736

水溶液中における均一系光分解と不均一系光触媒反応によるジフェナミドの分解の比較

Comparison of the degradations of diphenamid by homogeneous photolysis and heterogeneous photocatalysis in aqueous solution
著者 (4件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 366-374  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,水溶液でのジフェナミド(DPA)の均一系と不均一系の分解を,UVC(254nm)での直接光分解とTiO2/UVA(350nm)での光触媒反応によって行い,そして実験結果を比較した。UVC照射だけによる均一系光分解は,DPAを分解することについてはかなり効率的であり,360分後に(分解率が)100%にまで達した。しかし,溶存有機炭素の減少率はわずか8%だけという点では,その中間体を無機化することについては非常に非効率であった。対照的に,TiO2/UVAでの不均一系光触媒反応は360分後に,より低いDPA分解率(51%)を示したが,より高い無機化度(11%)を示した。これらの結果によって,光触媒プロセスはDPAの分解によるさまざまな中間体を含む異なった化合物を分解する選択性が乏しいことが明らかになる。このことは無機化に都合が良い。加えて,LC-MS分析と1H NMR分析によって,20種を超える中間体が特定された。特定された中間体を基に,光分解と光触媒反応によるDPAの分解の反応機構と詳細な(反応)経路を提案し,本論文に示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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用水の化学的処理  ,  農薬 
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