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J-GLOBAL ID:201002223447509719   整理番号:10A0511956

細胞内ドラッグデリバリー用キャリアとしてのヒアルロン酸からなる逐次積層カプセルの設計

Designing Hyaluronic Acid-Based Layer-by-Layer Capsules as a Carrier for Intracellular Drug Delivery
著者 (8件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 713-720  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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コア用炭酸カルシウム微粒子(鋳型)をヒアルロン酸(HA)Na水溶液,ポリアミン重合体(ポリアリルアミン塩酸塩(PAH)又はポリ(L-リジン)(PLL))水溶液に交互に所定回数浸漬後に鋳型を溶解除去することでHA/PAH系,HA/PLL系の多層カプセル(I)を調製した。水溶性EDC/N-ヒドロキシスルホスクシンイミドNa(スルホ-NHS)を用いたIの橋かけにより橋かけカプセル(II)を得た。多層化過程,I,IIの構造と性質を滴定熱量測定,微量天秤法,共焦点レーザ走査顕微鏡法,SEM,FITC標識化デキストラン透過試験(ヒアルロニダーゼの効果評価),細胞培養試験により調べた。HA/PLL系の場合,HA/PAH系と異なり鋳型除去後に大幅に収縮した。そこで鋳型除去前にシェルを橋かけするとこの収縮を防げた。橋かけ有無にかかわらずHA/PLL系のI,IIはヒアルロニダーゼに応答しデキストラン分子の透過性が大であった。この挙動はHA/PLL系が生分解過程を通してこれらのカプセルからの薬物放出を制御できる可能性をうかがわせた。I,IIは細胞外では安定であるが細胞内に取り込まれると壊れて開くことが分かった。こ挙動は細胞内ドラッグデリバリー用キャリアとしての可能性をうかがわせた。
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分類 (2件):
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高分子固体のその他の性質  ,  医用素材 
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