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J-GLOBAL ID：201002223472429207   整理番号：10A1124320

近紫外LED光源を用いた独立成分分析による繊維汚れの画像鮮明化

Image Enhancement of Cloth Stain Using Independent Component Analysis Under Near-ultraviolet LED Light

著者 (5件)： 桶谷新也 (京都府中小企業技セ) ,  桶谷新也 (京都工繊大 大学院工芸科学研究科) ,  藤田和弘 (龍谷大 理工) ,  中森伸行 (京都工繊大 大学院工芸科学研究科) ,  森本一成 (京都工繊大 大学院工芸科学研究科)
資料名： 映像情報メディア学会誌  (映像情報メディア)
巻： 64  号： 11  ページ： 1655-1662  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： F0330A  ISSN： 1342-6907  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 繊維の汚れた部分を先鋭化する手法を提案した。この手法は,白色発光ダイオード(LED)と近紫外LEDが放射する二種類の光線を用いた蛍光顕微鏡法によって撮影した2枚のカラー画像のRGB成分を主成分分析を用いて無相関化した後,ネゲントロピーの最大化によって独立成分分析を用いて汚れ部分を強調する。更に,画像における空間情報に着目し,スパース符号化を用いて画像中のテクスチャ成分を低減し,小さくて彩度が低い汚れ部分鮮明化する。近紫外線の使用によって可視光では見えにくい汚れも検出でき,事前学習のための画像は不要である。

シソーラス用語： 近紫外線 ,  発光ダイオード ,  白 ,  *繊維 ,  *汚染 ,  独立成分分析 ,  主成分分析 ,  カラー画像 ,  画像強調 ,  *画像認識 ,  画像処理
準シソーラス用語： 鮮明度

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (11件)：

• 石澤. レーザ励起蛍光分光法の繊維製品付着汚れ評価への適用. Journal of Textile Engineering. 2006, 52, 5, 211-215
• 三木. レーザスペックルによる繊維構造と欠陥の計測. Journal of Textile Engineering. 2006, 52, 2, 81-86
• SEZER, O. G. Using Perceptual Relation of Regularity and Anisotropy in the Texture with Independent Component Model for Defect Detection. Patten Recognition. 2007, 40, 121-133
• 陳. 独立成分分析によるエッジ検出及びテクスチャ分類. 信学技報. 2002, HIP2001-89, 67-71
• 本田. 一般画像からの異常領域検出手法. 第8回画像センシングシンポジウム, 2002. 2002, 615-620

タイトルに関連する用語 (6件)： 近紫外 ,  LED光源 ,  独立成分分析 ,  繊維 ,  汚れ ,  画像鮮明