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J-GLOBAL ID：201002223492162444   整理番号：10A0361706

放熱式床暖房システムを設置した住宅におけるVOC放出量と濃度削減におけるベークアウト効果

Effect of bake-out on reducing VOC emissions and concentrations in a residential housing unit with a radiant floor heating system

著者 (5件)： KANG Dong Hwa (Dep. of Architecture, Graduate School of Seoul National Univ., Shillim-dong, Gwanak-gu, Seoul 151-744, KOR) ,  CHOI Dong Hee (Dep. of Architecture, Graduate School of Seoul National Univ., Shillim-dong, Gwanak-gu, Seoul 151-744, KOR) ,  LEE Seung Min (Inst. of Sustainable Technol. Res., Technol. Res. Center, Samsung C&T Corp., Seocho2-dong, Seocho-gu, Seoul 137-956, KOR) ,  YEO Myoung Souk (Dep. of Architecture, Coll. of Engineering, Seoul National Univ., Shillim-dong, Gwanak-gu, Seoul 151-744, KOR) ,  KIM Kwang Woo (Dep. of Architecture, Coll. of Engineering, Seoul National Univ., Shillim-dong, Gwanak-gu, Seoul 151-744, KOR)
資料名： Building and Environment  (Building and Environment)
巻： 45  号： 8  ページ： 1816-1825  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： C0858A  ISSN： 0360-1323  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,放熱式床暖房システムのある住宅内のVOC放出量と濃度削減におけるベークアウト効果を分析した。縮小化した実験室で,壁紙全体,合板フローリング全体,及び合板(家具材の一例として)からVOCが放出される時に起こる,温度上昇効果について調べた。予めベークアウト処理された住宅では,同時に建材からのVOC放出量及び室内濃度も測定された。縮小された実験室での実験結果では,調査対象の材料からのVOC放出量は温度上昇により明らかに減った。もうひとつの住宅実験結果では,表面温度が希望値になるまで材料によって差が出たため,VOC放出量と濃度の減少する割合にも差が出ることがわかった。床の温度は一番速く上昇する,しかし家具の場合,合板が熱マスをたっぷり蓄えて温度が希望値に達するまで4日もかかってしまい,VOCの放出量はわずかな減少という結果となった。研究から,床暖房システムと相当数の家具を設置した住宅で効果を上げるには,ベークアウト時間を調整する必要があることがわかった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 床暖房 ,  *室内空気汚染 ,  *内装材料 ,  揮発性有機化合物 ,  放出 ,  *空気浄化 ,  性能評価
準シソーラス用語： 検証実験 ,  *放射床暖房 ,  *ベイクアウト

分類 (1件)： 空気浄化  (PC02060X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 放熱 ,  床暖房システム ,  住宅 ,  VOC ,  放出