抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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岡山のブドウ栽培について,大正~昭和初期を振り返る。甲州ブドウに加え,数々の海外の品種が導入された中で,一時アメリカブドウの「カトーバ」が「狐臭」があったにもかかわらず豊産性ゆえに定着した。その後は「キャンベル・アーリー」に代わった。昭和に入って,上道郡が「キャンベル・アーリー」と「甲州三尺」で大産地となり,昭和8年には生産量は5000tになった。中心は浮田村と古都村で,そこでの生産と広田盛正氏による育種を詳しく紹介する。研究指導体制は,大正8年に農事試験場に園芸部が作られ,ブドウの栽培技術を進展させた。