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J-GLOBAL ID:201002223638187304   整理番号:10A0434300

星状細胞は病原体特異的にケモカインネットワークを調整する

Astrocytes modulate the chemokine network in a pathogen-specific manner
著者 (2件):
資料名:
巻: 394  号:ページ: 1006-1011  発行年: 2010年04月16日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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中枢神経系(CNS)における免疫応答は慎重に制御されている。大部分の免疫過程の欠如と実質的血液脳関門にもかかわらず,感染と自己免疫時に強力な免疫応答を形成する。星状細胞は実質性血管を被鞘し,CNS実質への出入り口に存在する先天性免疫の見張りである。ウイルスや細菌感染が異なる白血球サブセットのインフラックスの引き金を引く。著者らは,星状細胞だけがこれら2つの主タイプの感染を区別し,認識された微生物に関連する当該ケモカインの放出を誘発するのに十分であることを示す。細菌関連分子はCCL2,CXCL1,CCL20,CCL3の選択発現を誘導し,一方,ウイルス関連dsRNAアナログはCXCL10とCCL5を選択的に上向き制御した。従って星状細胞は異なる適切な方法で感染に応答できることから,適切なセットの白血球を脳実質へ誘引する能力を持つことが示唆される。星状細胞自身は大部分のケモカイン受容体が欠如しているからこれらのケモカインに応答することはできない,しかし静止時にCXCR4,CXCR7,CXCR6を発現する。TGF-β刺激はCXCR6発現を特異的に上向き制御したことから,TGF-β/CXCL16発現グリオーマが星状グリア細胞をいかに効率よく誘引するかを説明できるかもしれない。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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感染免疫  ,  中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (3件):
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