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J-GLOBAL ID：201002223776617786   整理番号：10A0704837

希土類元素ドープLiCaBO₃熱ルミネセンス蛍光体の線量特性

Dosimetric properties of rare earth doped LiCaBO₃ thermoluminescence phosphors

著者 (5件)： ANISHIA S.r. (Dep. of Physics, Annamalai Univ., Chidambaram, Tamilnadu, IND) ,  JOSE M.t. (Radiological Safety Div., Indira Gandhi Centre for Atomic Res., Kalpakkam 603 102, Tamilnadu, IND) ,  ANNALAKSHMI O. (Radiological Safety Div., Indira Gandhi Centre for Atomic Res., Kalpakkam 603 102, Tamilnadu, IND) ,  PONNUSAMY V. (Dep. of Physics, Annamalai Univ., Chidambaram, Tamilnadu, IND) ,  RAMASAMY V. (Dep. of Physics, Annamalai Univ., Chidambaram, Tamilnadu, IND)
資料名： Journal of Luminescence  (Journal of Luminescence)
巻： 130  号： 10  ページ： 1834-1840  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： D0731A  ISSN： 0022-2313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 希土類(RE³⁺)元素をドープしたほう酸リチウムカルシウム(LiCaBO₃)の熱ルミネセンス(TL)多結晶蛍光体を,高温固相拡散反応によって合成した。反応によって,非常に安定した結晶LiCaBO₃:RE³⁺蛍光体を合成できた。これらのRE³⁺ドープ蛍光体と同様に,ツリウムをドープした材料は,最大のTL強度を示し,良好な発光曲線形状であった。ガンマ線を放射したLiCaBO₃:Tm³⁺試料からのTL発光曲線は,十分に分離した,230と430°Cの二つの主要な発光ピークであった。430°Cでの発光ピークは,230°Cでの発光ピーク強度の約3倍であった。ガンマ線への蛍光体のTL強度は,TLD-100(LiF)のTL強度の約8倍であった。フォトルミネセンスとTL発光スペクトルは,特有のTm³⁺ピークを示した。ガンマ線量へのTL応答は,最大10³Gyまで線形であった。室温と高温における蓄積のTLフェーデイングについて,LiCaBO₃:Tm³⁺蛍光体で研究した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *熱ルミネセンス ,  *蛍光体 ,  依存性 ,  *ホウ酸塩 ,  リチウム化合物 ,  カルシウム化合物 ,  多結晶 ,  *固相合成 ,  *ドーピング ,  ツリウム ,  γ線 ,  *放射線ルミネセンス
準シソーラス用語： 線量依存性

分類 (1件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 希土類元素 ,  ドープ ,  熱ルミネセンス ,  蛍光体 ,  線量